理学療法士による野球肘講座を終えて
皆さん、こんにちは
心生体HumanPeaceの高橋です。
新年度を迎え、春の陽気となってきました。
我が家では、次女がスポーツ(習い事)を始めたい!
ということで、色々なスポ少にお邪魔して見学&体験をさせていただいております。
最終的にどんな競技を選ぶのか楽しみです!(笑)
当地域初!理学療法士による野球肘講座
さて、今年の2月に当地域で初の野球肘講座を開催しました!
各団体様にご案内し、当初は定員を40名としておりましたが多数のお申込みをいただき、急遽定員を60名としました。結果的に、60名を超える申し込み者となりました!
当日は、小学生・中学生を対象にその子どもたちの保護者と指導者の方にも参加いただきました。

実は、5年程前には野球肘検診の企画を考えており、開催に向けて動き出していたことがありました。
しかし、世界中を脅かした新型コロナウイルス感染の蔓延により、その当時は野球肘検診の企画はあきらめざるを得ませんでした。
外部での仕事が何もできない中、私の中では、いつか子どもたちのために力になりたい!という気持ちは消えていませんでした。
私自身が野球肘で苦しんだ経験者
実は私は野球経験者で、小学校3年生の時に友達に誘われ軟式野球を始めました。
その後、中学校・高校と本気で野球に打ち込むことになるのですが・・・
毎日白球を追いかけ夢中になっていた小学校6年生の時に体に異変が!
当時はピッチャーのポジションでした。
毎日毎日投げ込みの日々が続き、何となく右肘(投球側)に痛みを感じるようになってきました。
ピッチャーの辛さを痛感
大事な試合でピッチャーを任された時の一幕。
ストライクが入らいない・・・フォアボール!・・・デッドボール!・・・またフォアボール!
するとチームメイトからこんな言葉をかけられます。
「ストライク入れろ!」「ど真ん中でいいんだよ!」
コーチからも
「打たせていいんだぞ!」
この一言一言が、私の心に重くのしかかり、徐々に八つ裂きにされ、心が折れそうになってきます。
そんなある日の朝・・・
何気なく朝起きると・・・右腕がとてつもなく腫れあがっているのに気づき衝撃が走りました!
左の腕と比べると3倍くらい太くなっていました。
最初は夢かと思って目をこすりましたが、現実・・・
右ひじを曲げようと思うと腫れているために、思うように曲げられない・・・え!?どうしよう!?
初めての身体の異常に気持ちが動転!
急いで母親に相談し、即病院へ行くことになりました。
病院へ向かう車中、今度は徐々に、右指まで腫れあがり指も曲がらなくなってきたのです!
私は車中でパニックです!
どうしよう!?やばい!?
パニックになった私は母親に・・・
「腕を切断しないといけないのかな?」と泣きながらつぶやきました。
すると母親は・・・大爆笑!?
私は気持ちが動転しているのに、笑っている母親・・・なんていう母親だ!と当時は怒りさえ込み上げてきたのを覚えています。
野球肘の診断を受ける
病院に到着して診察を受け、骨には大きな以上はありませんでした。
大きな問題がないと分かり安堵し、あまりそこからの記憶が思い出せません・・・
医師からは「野球肘」の診断と告げられました。
湿布を処方され、ストレッチをするよう口頭指導のみでした。
原因は投げ過ぎ!ではないかと指摘されました。
繰り返す野球肘
その後、確かに安静にすれば痛みは良くなってきました。
徐々に投げることもできるようになりましたが、ピッチャーで投げ過ぎるとまた痛くなる・・・
しかも、大事な試合に限って痛みが強くなる・・・
スッキリ治ることはなく、何度も繰り返しました。
コントロールが良い先輩に投げ方のコツを教わるもストライクは入らない・・・
本当に苦しい日々でした。
その後も、様々な怪我に苦しみました。
中学校ではオスグットシュラッター病、足首の靭帯損傷・・・
高校では鎖骨骨折、打球が顔面に直撃し歯と口腔内を損傷(歯が2本抜け、12針縫う大怪我)・・・
社会人では野球肩、足首の靭帯損傷・・・
度重なる怪我を経験し、理学療法士の道に進むことになりました。
理学療法士としてスポーツ外来の担当者となる
理学療法士8年目に転機が訪れます。
気仙沼市に移住し、勤務していた病院の整形外科にスポーツ外来があり、理学療法士としてリハビリを担当する機会がありました。
野球経験者だということもあり、野球競技の患者さんを数多く担当させていただきました。
野球肘、野球肩、腰椎分離症・腰椎すべり症、疲労骨折、捻挫、等々
その中でも断トツで多かったのが《野球肘》でした。
診察室で泣き崩れる子ども達
中には、状態が重症でドクターストップや手術を提案され、診察室で泣き崩れる子どもたちを沢山みてきました。
泣き崩れる子ども、肩を落とす親御さん、愕然とする指導者・・・
私もそんな子どもたちのリハビリ担当をする上で、必死で勉強しました。
外部の勉強会、本を買いあさり基礎知識をもちながら、向き合いました。
野球肘検診にも帯同
実際に、野球肘検診にも帯同する機会や、見学をさせてもらう機会にも恵まれ、現場で行われる野球肘検診でのサポートも経験させていただきました。
そこでは、野球肘検診ならではの検診の必要性を感じ、予防という観点での役割の重要性を学ばさせていただきました。
学童野球の貴重な監督経験
長男が小学校3年生から野球をはじめ、5年生の時にコーチ、6年生の時には監督をやらせていただきました。
この経験も私にとってはとても大きかったです!
現場の指導者の大変さをまじまじと感じて、怪我をさせないように一人ひとりの個性をどうやって伸ばしたらよいか、チームとして力をつけるにはどうすればよいか。
いつもいつも考えながら子どもたちに向き合っていました。
シーズンオフから任せられ、色々な秘策を講じました!
子ども達からはクレームの嵐でしたが、絶対に春先に結果を残すからついてこい!と言って、自分自身にも言い聞かせながら長い長い冬の秘策練習に取り組みました。
春先の大会で県3位!マック杯県3位!
見事、春先の一番最初の大会でまさかの県3位となりました👏👏
そして、シーズン通して大きな大会の一つ、マック杯では
県大会準決勝まで駒を進めました!結果は3位でしたが、子どもたちが力を発揮してくれました。
野球肘・親・指導者のすべてを経験
〇小学校高学年の時に、野球肘で苦しみを経験
肘の痛みや身体(心と体)の痛み・苦しみは本人にしか分かりません。
〇野球に熱中する子の親を経験
子どもに怪我しないで頑張って欲しい、結果を残して欲しいと思わない親はいません。
熱が入りすぎ、ついつい期待をしてしまう。
〇学童野球の指導者を経験
選手一人ひとりをどのように導いたら良いか、どう判断したらよいか日々考えている。
すべての立場を経験したからこそ、それぞれの立場から伝えたい!
野球肘で苦しむ子どもたちを救いたい!
そういう想いで野球肘講座を開催する決断を致しました!
理学療法士による《野球肘講座》 開催‼
対象を小学生と中学生として
さらにその保護者・指導者さんも対象にして、企画しご案内致しました!
結果、合計60名以上の方にお申込みいただき、多くの方に興味をもっていただきました!
当日の参加者はインフルエンザ感染が蔓延していた時期にも関わらず60名でした!

知れば防げる野球肘!!!
皆さんが熱心に聴いて下さり、私も熱が入りました!
時間内ではお伝えしきれない内容でしたが、魂込めてお伝えさせていただきました!
さらに地元新聞社の方にもお出でいただき取材を受け、その後新聞掲載していただきました。

さらに、参加できなかった方の為に追加開催!
翌月の3月に追加開催を行い、30名近くの方にご参加いただきました!

追加開催は同じ内容で行う予定でしたが、会場の雰囲気と流れから、実技がメインの流れとなり
フィジカルのチェックを行う時間を割くことができました!

2回開催させていただき感動的だったのが、参加した小学生がメモ用紙にびっしり一生懸命メモをしていたことに驚き、感激しました!
保護者さんもメモを取ってくださり、大変嬉しく思いました。また、その保護者さんの背中を見ている子ども達、何とも言えない心が温まる光景でした。


開催後に、参加された団体様から感想が届く!
嬉しいことに、野球肘講座の開催後に子どもたち・保護者・指導者別に感想をいただき感銘を受けました!
私がお伝えしたいことが伝わっていることがとても嬉しかったです。
さらに、今後の改善点の気づきになる貴重なご意見までいただけて本当に嬉しかったです。
本当にありがとうございました!
伝えたいメッセージ
子どもたちには
「自身の可能性を広げるために基本的な知識を学び、自分の身体に興味をもち、夢に向かって前向きにどんどん挑戦して欲しい!」
保護者の皆様には
「成長過程の身体の変化と基本的知識を理解し、お子さんの一番の応援者・理解者であって欲しい。」
指導者の皆様には
「成長期の身体の特徴を理解していただき、選手一人ひとりの個性に合わせ、将来を見据えた最善のご指導を選択していただきたい!」
皆様と共に私も学び続け、これからも皆様を支えられる『希望の手』となっていきます!
今後は、さらにバージョンアップ
今回は、基本的な知識を確認しながら、実際の身体のチェック、フォームの基礎をお伝えしました。
今後は、さらにバージンアップしながら子ども達の明るい未来に繋がるよう継続した野球肘講座を企画・開催していきます!!!
乞うご期待!!!
子どもの笑顔・可能性は宝です!!!
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