院長ブログ

「捻挫」は初期対応で決まる!新常識

皆さん、こんにちは。
こころとからだにPeace!不調が感動に変わる心生体の高橋です。

先日、お店周辺の清掃とゴミ拾いをしていて気づいたことがありました。
通りすがりの方に挨拶することを意識的に行っています。
「おはようございます!」こちらから挨拶すると、皆さんすぐに挨拶を返していただけます。
何気ない挨拶を交わすこと。気持ちがほっこり、清々しくなります。
それを継続していると、段々・・・相手から挨拶をしていただけるようになります。
なぜかとても嬉しい気持ちになります。
ゴミ拾いは運拾い。あいさつは示す人柄。これからも挨拶は大事にしていこうと思います。

何事も、先手・即行が大切ですね。気づいたらすぐする!が開運のカギかもしれません。

さて、今回は「捻挫」についてです。

ズバリ!初期対応でその後の回復スピードが決まります!(気づいたらすぐする!)

足首をひねった経験のある方は少なくないと思います。
私も経験済みです。
中学校で1回(シーネ固定/松葉づえ)、専門学校で1回(松葉づえ)
社会人で1回(サポーター固定)計3回も足首を捻挫しました。

今考えると結構捻挫経験が豊富だったことに改めて気づきますね。

では、この3回の捻挫の初期対応と経過を整理してみます。

下の表にまとめてみました。私の過去を打ち明けます!

捻挫状況初期行動骨の異常初期対応復帰まで
中学生スライディングで足首を捻る(バキッと音感じる)即病院へ
※内出血+
 腫れ+
骨に異常なし
(痛くて歩行が困難)
シーネ固定
安静のため
松葉づえ
約2カ月弱
専門学校生階段から落ちて足首を捻る(ビックリの気持ちが優先)次の日病院へ
※内出血+
 腫れ+
骨に異常なし
(痛みあるも歩ける)
松葉づえのみ約1カ月弱
社会人段差踏み外し捻る(バキッと音感じて、痺れも若干)救急で病院へ
※内出血+
 腫れ+
骨に異常なし(痛くて歩行が困難)仕事継続のためサポーター固定のみ約2カ月半
(※後のエコー検査で剥離骨折あり)

これをご覧になり、骨に異常を認めなかった場合は
皆さんも多くの場合はこのような経過ではないでしょうか?

病院受診(整形外科)⇒診断⇒処置 が一般的な流れだと思います。

私は3回とも病院受診をしましたが、固定と安静と痛み止め処方(内服薬とはり薬)のみでした。

私の場合は内出血を伴う捻挫でしたので復帰までには1~2カ月半かかりました。
それが当たり前だと思っていました。

しかし、構造の勉強をするようになり気づきました。

固定や安静以外にできることがある!ことに気づきました!

そして、復帰までにかなりの時間を要していたんだ!と改めて感じました。

息子から学んだこと

捻挫に対して施術する術を学んだ私は、息子が捻挫をした時に活かしてみよう!と
捻挫した直後の初期対応に関わりました。

それは、息子が中学3年の夏でした。硬式野球のクラブチームで主力選手だった息子は
大きな大会を控えた前日、練習中に草で見えづらくなっていた側溝に足をとられて足首を強く捻挫。
練習終わりに迎えに行くと、コーチ陣から経過を報告されました。
息子は痛みで少し足を引きずっていまいた。

さぁどうしよう?

夕方で病院はもうやっていない・・・明日は大事な大会・・・

息子はレギュラーでキャッチャー・・・

息子に聞いてみました。「病院行くか?」

答えは「NO!」「明日の試合出たい!」

その答えを聞いて、身体の評価をしてみることに。

安静時の痛みはなし。運動時に痛みはあり。腫れあり、熱感も若干あり。内出血はまだなし。
歩行可能だが、かばった歩き方になってしまう。

よし!やるっきゃない!

触診による評価を行い、炎症兆候に対して脈管系にアプローチ!

骨格系には腓骨に対してアプローチ!その他、心理にも働きかけ、終了!

夜は、急性対応のR・I・C・E!これとても大事!

RICE処置方法はこちらを参照してください。(リンク:一般社団 日本スポーツ整形外科学会 参照)

さて、翌朝の状態はいかに!?

集合時間が早かったために、この日も早起きです。

足を見るとだいぶ腫れはひけていましたが、内出血痕はありました。

準備をしている息子に「足の痛みどうだ?」と聞いたところ

息子「あぁ、(足首を動かして)・・・あれ!?痛くない、治ってる!」

マジで!?大丈夫か?

息子「大丈夫っしょ!!」

現場に到着して、ある程度テーピング固定をして送り出しました。

監督から「今日は無理しないで休ませますね・・・」

・・・ですよね。指導者は心配ですよね。

と試合をみていたらやはりスタメンから外れていました。

2回の裏の守備で「守備の交代をお知らせします。キャッチャー〇〇君に変わり(息子)くん」

え!?出るの!?

結果、2回裏から最終イニングまで出場!試合終了

そして監督から事情を聴くと

監督「(息子)が、どうしても出させてくれ!痛くないから出たい!としつこいので出しました。(苦笑)」

私「ありがとうございます!」

その後の経過は?

翌日は痛みが少しありましたが、歩き方も良好で腫れも強くない状況。
本人に「病院行ってみるか?」と聞いてみると

息子「行かなくていい、大丈夫!」

なんと!そのまま経過観察で、安静を強いることなく悪化することなく回復しました。

この事例を考察すると・・・

私の過去の事例と比較すると、やはり重要なのは

「初期アプローチ!」&「R・I・C・E 処置!」

炎症をどう抑えるか!痛みの感覚をどう抑えるか!足の構造にどうアプローチするか!
そして、どうやって安静を保つのか!

その初期対応で

リカバリー(回復)スピードが最短となり、安静を保つことなく日常に復帰しました!

私は心で叫びました。オレの青春を返してくれーーー!!(笑)

その後、数多くの急性処置対応で活かすことができています。

特に、子どもは可能性の塊です。
つまり、安静にする期間が短いことはとても価値のあることです。

触診ができるようになると、こういう可能性がどんどん広がります。
(※損傷の程度により、医療機関に診てもらう必要性が高い場合があります。この例の限りではありません)

そして、もう一つ大事な要素!

ピンチの時にポジティブ思考でいられるかどうか!
この要素は、本当に大事です。

ポジティブ思考の価値については、違うテーマのblogに掲載します。

今回のように捻挫の初期対応でリカバリー力は全く異なります。
そして、捻挫の症状がなかなか良くならない理由はちゃんとあります。
また、捻挫を繰り返すのには理由があります。

お悩みの方いましたら、即ご連絡ください。即行が大切です。

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