野球肘とは、野球の投球動作を繰り返すことで生じる肘関節の障害です。肘の内側、外側、後方の 3 つの部位に分けられ、年齢によって損傷される部位が異なります。
スポーツ障害の一つです。
繰り返しボールを投げることによって肘への負荷が過剰となることが原因です。
肘の外側で骨同士がぶつかって、骨・軟骨が剥がれたり痛んだりします。また、肘の内側では靱帯・腱・軟骨がいたみます。肘の後方でも骨・軟骨がいたみます。
繰り返しボールを投げる負荷に加え、それぞれの内側・外側・後方に痛みが出る原因があります。投球動作は全身運動(床反力)により成り立っています。全身の機能状態の評価も重要な要素になります。
野球というスポーツは精神的な面から考えるとても残酷なスポーツです。この一球で試合が決まる…このワンプレーで試合が決まる…プレーヤーのプレッシャーは想像よりも強いです。スポーツへの向き合い方も含め、体だけではなくメンタル面も考慮してトータル的に施術することが重要となります。