対応する症状一覧

膝関節の痛みのアイコン
08  膝関節の痛み

慢性的な膝の痛み、変形性膝関節症etc…
01 膝関節の痛みとは

膝関節の痛みは生活に支障を来して外出する意欲をなくしがちです。膝の関節痛の原因で最も多いのが、加齢や肥満に起因する「変形性膝関節症」。膝の関節軟骨がすり減るなどして膝に痛みが起こり、放置すると歩けなくなることもある疾患で、膝の痛みを訴える人の約 9 割に発症し、推定患者数は 2500 万人ともいわれています。主に 40 代以降の女性に多く見られますが、筋肉の老化が始まる30 代から発症する場合もあります。
成長期特有の膝の痛みはオスグットシュラッター病があります。

02 膝関節の痛みの原因

膝関節軟骨のすり減り、膝関節周りの筋力低下、膝に負担をかける「肥満」や「O 脚」、運動不足などがあります。
原因になる疾患としては変形性膝関節症、偽痛風、痛風、関節リウマチが主にあげられます。
オスグットシュラッター病は主に膝関節の使い過ぎや、運動量と成長が見合わない場合に発症すると言われています。

03 当院の施術について

膝関節の構造から、膝の動きは基本的には一方向の動きが中心の屈伸運動です。体重を支える役割をもちながら、動く機能も兼ね備えた関節です。つまり体重を支えながら、動きを強いられる関節なので、前後方向だけではなく左右方向にも負担がかかる関節です。また構造的には大腿骨・脛骨・腓骨・膝蓋骨の4つの骨が関連し、関節を安定させる靭帯も複数存在します。また、膝の上は股関節、下は足の関節と間に挟まれた関節でもあります。
上記のことから、膝関節以外にも全身的に診ていく必要があります。オスグットシュラッター病は一般的な対処(ストレッチやアイシング)で良くならない場合が少なくないので、筋肉以外の構造的な関り等が必要になります。

04 膝関節の痛みへの向き合い方

膝の痛みは外出する意欲を欠いてしまい、気持ちが下向きになりやすい痛みです。膝関節の構造的な破綻がある場合は、それを食い止める必要があります。構造的な破綻がない場合は、原因を早期に見つけてアプローチすることがとても重要です。
オスグットシュラッター病については、スポーツ障害でもあるため、頑張りたい時期に頑張れない成長期の年齢から精神的苦痛はとても大きくなります。
膝関節の痛みの意味を一緒に考え、社交的に活動できる日常を取り戻しましょう。